取り組みの継続的実施

家を建てるときに

家族一人ひとりの趣味はそれぞれ違っていて当然ではありませんか
ところがイギリス人は広さにはほとんど興味がないので、家の広告にも、バックヤードの奥行きは何ヤードとかって書いてあるけれど、敷地何平米という表記はふつうありません。あとは、部屋の総数やベッドルームの数が書いてあるだけで、それも、一つひとつの部屋の大きさについては触れないのが通例です。日本人からみると、そこはちょっと不思議です。が、思うに、彼らにしてみれば、部屋の機能によって、だいたいどの家でも、同じ広さだから、とくに変わった作りでないかぎり、とりたてて部屋の広さを表示するにも及ばないということなんでしょう。メインベッドルームは二十畳ぐらい、サブベッドルームは六畳か八畳ぐらいといった具合です。

工事の渱図書ファイルにいれるか

その他には、メインダイニングと、応接間であるレセプションがあって、高級な家になると、台所の隣にブレックファストルームもあります。こうした標準の形も、イギリス人が長い間かかってこしらえてきたもっとも合理的な空間の使い方だと思います。事実上相続税がないイギリスしかも、イギリスという国は、事実上、相続税がありません。未亡人が一人残ったとしても、莫大な税金をずっと住んでいたいと思とられる恐れがないので、安心して住んでいられます。夫との思い出深いこの家に、えば、どうぞ住んでいてくださいと国が言ってくれるようなものです。

 

住宅全費用はいくらになるか

まあいろいろと事情はあるのでしょうけれど。それから、アルミはどうか。これはもうちょっと時間が経ってみないとわからないけれども、たぶん腐敗素材のほうじゃないだろうか。微妙なところです。ために、その経年的帰趨が良く見えて来ません。素材自体が新しくて、まだ建築素材としての実績が日浅いガラスはどうだろうか。たぶんガラスは発酵素材です。古いガラス窓は再生して使うことができる。

住宅が完成してから販売する場合もあれば
ステンドグラスなどはその代表的なもので、ガラスというもの自体は古くなったからといって、別に風情が失われるものではない。むしろ古い、すこしよろよろしたガラスなんかに味わいがあったりする。では、木材はどうか。これは典型的な発酵素材で、日が経つにつれ、使い込むにつれ、だんだんと味わいが出てきます。古い木材の素材感、味わいは、圧倒的なものがあります。しかし、味わいを出すためには、こまめに手入れをしてやらなければならない。

 

住宅といった建物は

パリは、ご存じのように、ナポレオン三世が整然たる都市計画の下に造り上げた近代都市で、そこでは「統一された機能」と「その機能に基づく景観」が第一義的に優先することになっています。都市生活というのは、原則的にアパルトマンに住むことで、そのため、庭がほしい、陽当たりがほしいといった個人的欲求、つまり農村的欲求は無視されました。その代わりに、日照を得られる場所や、庭のような役割を果たす共用地を町のあちこちに造る。パリには本当に小さな公園がたくさんあるし、ロンドンにもスクエアという名の小緑地が点在しています。これもパブリックなものを造ることによって、一人ひとりは庭とか日照とかを求めない。

資産の場合には

都市の典型はパリにあるもともと日本の社会は農村であった。家を考えるときのすべての出発点がここにあると私は思います。ところが、現在、ほとんどの人が都市に住むようになって、その結果として農村には過疎化が起こってきてしまっている。では、われわれははたして都市の住み方を弁えているのだろうかということから考えてみたいと思います。わきま都市はどういうものかというと、その典型はパリにあります。